ドニ・バシュレ
2009-02-05


人気急浮上の作り手ドニ・バシュレを入手。
とりあえず、村名ジュヴレ(VV)、2005年を試す。

スミレ、黒い系の果実、鉄錆のニュアンス。
キレイな酸。量も、こちらの舌のメーターの針を振り切るほど感じる。
そしてかなり硬質の果実味。
後味に、軽いキャラメルのようなミルキーな雰囲気を残す。
2005年ヴィンテージのポテンシャルなのか、味わいに芯があり、
もうすこしこなれてから飲みたい印象。

ここのところ06や05のブルゴーニュの試飲ばかりしている。
05がグレート・イヤーなのはわかるけれども、いま飲むとどれも芯を感じる。対して、06のおいしいこと。みずみずしく伸びやかな作品が多い。いま飲むなら、断然06から選んだほうが満足感が高い。ある意味では当然ながら、プラクティカルにはやっぱり、点数化されたポテンシャルよりも、飲むタイミングのほうが大切。

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